1.問診(症状の確認)
- 痛みの場所や程度
- 口の開きやすさ、開けたときの音(カクカク・コキコキなど)
- 食事や会話での支障の有無
- 顎や首、肩の疲れや痛み

顎関節症(がくかんせつしょう)とは、あごの関節やその周りの筋肉にトラブルが起こる病気のことです。
具体的には、以下のような症状が現れます:
原因としては、歯ぎしり・食いしばり、噛み合わせの不具合、ストレスや姿勢の悪さなどが関係しています。
顎関節症は、放置すると痛みや口の開閉障害が悪化することもあるため、早めに歯科で診断・治療を受けることが大切です。
希望であれば、日常生活でできるセルフケアもあわせて説明できます。
顎関節症とは、あごの関節や周囲の筋肉に不調が生じ、口が開きにくい、あごの痛み、関節音などの症状が現れる疾患です。原因は一つではなく、噛み合わせの不具合や片側だけで噛む癖、歯ぎしり・食いしばりによる筋肉や関節への負担、ストレスや心理的緊張、長時間のスマホ・パソコン作業などによる姿勢の悪化、さらには外傷やケガなど複数の要因が絡み合っています。




スプリント療法では、寝ている間にナイトガードというマウスピースを装着します。これにより、顎関節や咬む筋肉への負担を軽減でき、歯ぎしりや食いしばりの影響を抑えます。その結果、関節や筋肉の緊張がやわらぎ、痛みや違和感の改善につながります。患者さんごとに最適な形にカスタマイズすることが重要です。

不適切な噛み合わせは、顎関節や周囲の筋肉に持続的な負担をかけ、顎関節症の原因になることがあります。必要に応じて歯の高さや形を少しずつ調整し、バランスの良い咬合状態へ導きます。無理のない範囲で行うことで、顎の動きが滑らかになり、症状の軽減が期待できます。

片側だけで噛む習慣は「偏咀嚼」と呼ばれ、顎の筋肉や関節に特定の部分だけ負担がかかる原因になります。両側でバランスよく噛むことを意識することで、顎への負担を均等に分散させます。日常の食べ方や習慣を見直すことが重要です。

歯を強く噛みしめたり、ギリギリと歯ぎしりをすることは、顎関節や咬む筋肉に大きな負担をかけ、症状を悪化させます。生活習慣の工夫やストレスの軽減、リラックス法の取り入れで筋肉の緊張をやわらげることが大切です。就寝時のマウスピースと組み合わせることで、症状の緩和が期待できます。

ストレスは筋肉の緊張を高め、顎関節症を悪化させる要因になります。また、普段の姿勢や寝ているときの頭や顎の位置も関節に影響します。姿勢の改善、リラックス法の活用、快適な睡眠環境の整備を通じて、症状の軽減と再発予防を目指します。
