診療案内｜栃木県大田原市の歯医者・歯科｜山の手歯科医院

当院で診療をする際に大切にしているのは、インフォームド・コンセントです。これは、「説明と同意」を意味しています。治療をする際には、患者さまへの分かりやすい説明を怠らず、患者さまに理解していただき、同意を得た上で治療を開始します。中には、歯科医院や歯科医師への緊張感・恐怖から、ご自身の意見を言えない方もいらっしゃいますので、できるだけ優しく、患者さまの立場に立ってお話しするように心がけています。

当院の院長は渡米した際に、現地の人々がヘアカットをするような感覚でホワイトニングをしていることに驚きました。月に1度ほどの頻度で歯科医院に通う方が多く、白い歯を持った人々が街にあふれていたのです。

院長は帰国してからホワイトニングの普及に努めましたが、なかなか思うような白さが出せず、歯がしみるというご意見もいただきました。そこで研究を重ね、白人と黄色人種の歯の質に違いがあることを発見しました。

試行錯誤の末、当院では日本人の歯の質に合ったホワイトニングをご提供しています。今までしみるのがいやで、ホワイトニングに手を出せなかったという方もお気軽にご相談にいらしてください。

また、より良い治療を提供するために設備を充実させました。歯科用CT、マイクロスコープといった、精密な診査・診断に役立つツールを多数ご用意しています。

インプラントのような外科処置をともなう治療においては、歯科医師の技術と、医院の設備が重要になります。当院はそのどちらもそろえて、患者さまのお越しをお待ちしております。

当院では、毎月第4日曜日を矯正の日とし、5人の担当歯科医師がカウンセリングや治療を行っています。治療開始後は、1カ月ごとに装置の調整、お口のケア方法のご指導などを行います。

特にお子さまの場合、矯正を始める時期の見極めはとても重要です。お子さまの歯並びが少しでも気になり始めたら、ぜひ気兼ねなく来院してください。

表面麻酔は、歯茎の表面に塗る麻酔です。感覚を鈍らせ、痛みをやわらげる作用があります。また、電動の注射器を使い、液の速度を一定に保つことで注入時の刺激を抑えます。

ご希望の方には笑気麻酔という、リラックス作用のある麻酔を使うこともできます。こちらは、眠っているような落ち着いた気分にさせてくれる麻酔です。

さらに、患者さまの五感をなごませるために、院内でアロマを焚いています。緊張している状態は痛みを増長させるため、香りで気持ちをほぐすことで、痛みをやわらげられればと考えました。治療中の痛みの軽減に取り組むことで、あらゆる方にとって通いやすい歯科医院でありたいと思っています。

歯周病の基本的な治療は、お口のクリーニングと、歯磨き指導です。軽症なら、半年に1度ほどの頻度で来院していただき、上のメニューを繰り返すだけでも現状を維持できる場合があります。

重症化している場合は、月に一回ほどの頻度で来院していただき、クリーニングを行います。また、歯茎を開いて、内側の汚れを取る外科的な治療を行うこともあります。

歯周病治療で大切なのは、いかに症状に合った方法・頻度の治療が受けられるかです。当院では、軽度から重度まで、どの段階の方でも改善を目指せるよう、治療メニューを充実させています。歯周病でお悩みの方、歯茎の腫れや口臭が気になる方はぜひお越しください。

口臭には3つの種類があります。まず、口臭がないにもかかわらず、お口の匂いを過度に意識してしまっているケースです。口臭があるかどうかは調べればすぐに分かるので、検査の結果次第では、治療は必要ありません。

次に、生理的な理由で口臭が発生してしまうパターンがあります。緊張していたり、空腹だったりすると、口臭が出てしまうことがあります。こちらはあくまで一時的なものなので、あまり気になさらないでください。

当院で治療できるのは、病理的な口臭です。例えば、お口に合ってない入れ歯や、被せ物の隙間にたまった食べかすが口臭の原因になっている場合です。また、重度の歯周病の方は、口臭がきつくなる傾向にあります。

当院は原因に合わせた治療を提供し、匂いの改善に努めます。一緒に、爽やかなお口を目指して努力していきましょう。

まずはカウンセリングを行い、患者さまのご希望をお伺いします。そして患者さまの予算やこだわりに合わせ、その方に合っていると思われる入れ歯をいくつかご紹介させていただきます。

見た目を気にされる方は、金具が見えないタイプの入れ歯をご検討ください。こちらは見栄えが良いだけでなく、やわらかい素材を採用しているので、お口に馴染みやすいという特徴も持っています。

本当にお口にフィットした入れ歯はしっかり噛めて、楽しいお食事の補助になります。入れ歯づくりに力を入れることで、歯を失ってしまった方にも、食べる喜びを諦めていただきたくないと考えています。

小さい頃に治療でいやな思いをしてしまった方ほど、歯科医院から足が遠のき、お口の健康を損なってしまう傾向にあります。そのため当院は、「Tell」「Show」「Do」という3つのステップで、無理なく治療を受けられるようになるところまで、お子さまを導きます。

「Tell」とは話すこと、つまり、お子さまとのコミュニケーションを指します。まずはお子さまとお話をして、警戒心を解いていくのです。

ある程度、こちらの言うことを聞いてくれるようになったら「Show」の段階に移ります。治療の様子を具体的にイメージしやすいように、治療器具を紹介したり、それらが動いているところを見てもらったりします。そしていよいよ「Do」、治療を行う段階に移行するのです。

初めのうちこそ時間がかかりますが、きちんと3つのステップを踏めたお子さまは、スムーズに治療が受けられるようになります。お子さまの将来のためにも、親御さまには見守る勇気を持っていただきたいと思っています。

お口の中に発症するガンは、まだまだ認知されていないのが現状です。しかし実際には、あごのガン、舌ガンなど、お口はたくさんのガンの発生場所になっています。患者さまに認識されていないがために発見が遅れ、重症化を許してしまうケースも少なくありません。

当院では、そういった診断技術を持った歯科医師が来院しており、ガンを始めとしたあらゆる病気の早期発見に努めています。たとえ自覚できる症状はなかったとしても、まずは診断を受けに来てみてください。ご自身のお口の状況を正しく知っておくことは、患者さまにとって大きなメリットになると考えています。